【オールスター】トラックマンは直球の伸びとキレを数値にして、打者の体感を教えてくれる機械【野球】
オールスター終わったね。
残念ながら、カープ選手の大活躍は見られんかったね。
強いて言えば、岡ちゃんが2イニングを6人でシャットアウトしたくらいかな。
ゲームそのものよりも、いつも敵同士で戦ってる他チームの選手と、リラックスしてお話してるのを見れたり、同じベンチで和やかに盛り上がってるとか、普段と違う雰囲気を楽しめた。
新井さんと鳥谷さんが仲良くしてるのを見てホッコリしたりw
そんなオールスターで私が凄いって思ったのは、やっぱりトラックマン!
トラックマンは直球の伸びとキレを数値化する機械!
トラックマンとは、軍事用レーダー式の弾丸追尾システムを応用した、投球や打球の回転数、角度、飛距離などが計測できる機械。
打球に関しては、あんまり意味があるとは思わんかったけど、ピッチャーの投げる球の分析は凄いって思った。
初速よりも終速の方、あるいは初速と終速の差を知りたいとは思ったけど、回転数とSPVが解るのは面白かった!
SPVとは(回転数÷球速)で直球のノビやキレを数値化したも!今までバッターが打席で感じる体感でしか解らなかったものが、数値化されたのは興味深かったわ!
大リーグでは当たり前のシステムで、試合中の実況によると2200回転くらいが大リーグ投手の平均みたいじゃね。にしても実況さんトラックマンの話題ばっかりじゃったねw
これが大リーガーのSPVのトップ5。
日本人の上原さんがトップとは凄いね!
高い奪三振率も、こうやってちゃんと裏付けを見せて貰えたら納得じゃね!
なんと回転数でもSPVでも、その大リーガー達を遥かに上回るのが中日の又吉さん!
珍しいサイドハンドじゃし、これって又吉さんが大リーグでも通用するって事なんかね?
直球のノビとキレを詳しく追及したマンガが「江川と西本」
私が直球のノビとキレを計れるトラックマンを興味深いと思ったのは「江川と西本」ってマンガの影響なんよね。
このマンガは巨人のレジェンド、江川卓さんと西本聖さんのライバル関係を描いた作品なんじゃけど、野球シーンよりも人間ドラマに重きを置かれてて、いわゆるスポ根漫画とはちょっと違うんよね。
私は、全打席ホームラン打ったり、金属バットをへし折るような投球するような「ありえんじゃろ」って超人が出てくるような野球マンガはあんまり好きじゃないんよね。ドカベンのプロ野球編みたいな。
この「江川と西本」の一巻目で、江川さんのストレートが浮き上がってるかどうか、物理的にはあり得ない事じゃけど、バッターボックスの打者の目には浮いてるように見えるとか議論してるシーンがすごく面白かった!
あんまりネタバレしちゃいけんから、一コマだけ。
物理的に考えると、ボールには重力が掛かって沈むのが当たり前、その当たり前を超える軌道を描く投球が来たら、目の錯覚で浮き上がってるように見えるとか何とか…
その打席に入った打者にしか解らない事を数値化して、誰にでも解りやすく見せてくれるのがトラックマンじゃけ、私はこの技術はすっごく面白く感じたんよね。
「トラックマンなんかいらんわ」って言ってる人も多かったけどw
江川さんと言えば、オールスターで8人連続三振を奪ったレジェンドよね。
私はもちろん実際には見てないけど、おじいちゃんから耳が腐るほど聞かされたし、ビデオで何度も見せられたシーンじゃけ、よう知ってるわw
江川さんのストレート、トラックマンで計測したらどんな数値が出るんじゃろうね?私はそこまでデータ重視じゃないけど、今の選手とレジェンド選手の比較は単純に興味あるわw
「江川と西本」のマンガはKindle持ってる人は、今なら期間限定で無料で読めるんで、興味ある人は一読される事をおすすめします。私はこのマンガ読んで初めて、西本さんのお兄さんがカープのドラフト1位って知ったわw
オールスター楽しかったけど、やっぱり真剣勝負のリーグ戦の方が見てて燃えるねw
明日一日休んで、月曜から甲子園での阪神戦。
大事な試合じゃけ、後半戦も全力応援で頑張るで!
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